WindowsMediaPlayer部品
概要
「WindowsMediaPlayer部品」は、ウィンドウ上に貼り付けることができる Windows Media Player風のデザインのウィンドウ部品です。
ビデオ映像を再生したり、スライダで再生位置を調整したり、各種ボタンを利用することができます。 なお、再生できるエンコードは、WindowsMediaPlayerで再生できるものに依存します。 一部動画は、別途コーデックをインストールする必要があり、環境によって再生できないことがあります。
必要プラグイン
Windows Media Playerプラグイン(Produire.WMP.dll)
手順
【自分】を、再生する
現在メディアを再生します。
【自分】を、一時停止する
一時停止します。
【自分】を、停止する
停止します。
【自分】を、次へ進む
次のメディアを再生します。
【自分】を、前へ戻る
前のメディアを再生します。
設定項目
設定項目 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
アドレス | 文字列 | ◎ | メディアがある位置を表すアドレス(URL) |
再生位置 | 整数 | ◎ | メディアの再生位置 |
再生位置情報 | 浮動小数 | □ | メディアの再生位置を表す文字列表現を返します |
現在メディア | メディア情報 | □ | 再生中のメディア |
コンテキストメニュー | 真偽値 | ◎ | WindowsMediaPlayer標準のコンテキストメニューを表示するかどうか |
フルスクリーン | 真偽値 | ◎ | フルスクリーンで表示するかどうか |
自動再生 | 真偽値 | ◎ | メディアを開くとすぐに再生を開始するかどうか |
バランス | 整数 | ◎ | ステレオ音声のバランス(-100~100) |
音量 | 整数 | ◎ | 音量(0~100) |
消音 | 真偽値 | ◎ | 消音(ミュート)状態にするかどうか |
速度 | 浮動小数 | ◎ | 再生速度(倍速)(標準が1) WMV,ASFは、1~10または-1~-10(逆再生) その他のビデオ形式は、0~9、1以下はスロー再生 |
エラー表示 | 真偽値 | ◎ | WindowsMediaPlayer標準のエラーメッセージを表示するかどうか |
状態 | 文字列 | □ | プレーヤの状態 |
再生状態 | 列挙 | ◎ | プレーヤの再生状態 {再生中,停止中,バッファリング中,一時停止中,準備完了,再生終了,再接続中,待機中} |
画面状態 | 列挙 | ◎ | 部品のサイズ {なし,最小,フル,カスタム} |
イベント手順
次のイベント手順が使用できます。
イベント名 | 説明 | 情報 |
---|---|---|
状態が変更された | プレーヤの状態が変更された時 | |
再生状態が変更された | プレーヤの再生状態が変更された時 | |
現在メディアが変更された | プレーヤで開いているメディアが変更された時 | |
メディア情報が変更された | 開いているメディアについての情報が変更された時 | |
再生位置が変更された | 再生位置が変更された時 | あり |
サンプルコード
Windows Media Player部品を使った簡易メディアプレーヤ
プロデルでWindows Media Playerコンポーネントを使った簡易メディアプレーヤです。
ウィンドウ上でビデオを再生したりすることができます。
また、リストビューで動画の情報を取得することができます。
「Produire.WMP.dll」を利用する 「Produire.WinControl.dll」を利用する メイン画面を表示する 待機する メイン画面とは ウィンドウを継承する はじめ手順 初期化する WMPというWindowsMediaPlayer部品を作る その位置と大きさを{10,50,310,200}に変える その位置固定方向を「右+左+下+上」に変える WMPを初期化する タイマー1というタイマーを作る タイマー1の"間隔"を1000に変える 終わり 初期化する手順 ーー//この手順は自動生成されたものです ーー//編集しないでください この内部領域大きさを{333,380}に変える この内容を「Windows Media Player On プロデル」に変える このドラッグドロップを○に変える この位置と大きさを{15,15,349,418}に変える リストビュー1というリストビューを作る その表示方法を「詳細」に変える その見出し一覧を{「属性」,「値」}に変える その見出し幅を{99,184}に変える その移動順を4に変える その位置と大きさを{9,256,314,112}に変える その位置固定方向を「右+左+下」に変える 開くボタンというボタンを作る その内容を「開く」に変える その移動順を3に変える その位置と大きさを{96,9,83,27}に変える ラベル1というラベルを作る その内容を「00:00/00:00」に変える その移動順を2に変える その位置と大きさを{12,16,63,12}に変える 終わり WMPのメディア情報が変更された時の手順 リストビュー1をすべて消す WMPの現在メディアの属性一覧の見出しのすべての属性名について、それぞれ繰り返す リストビュー1に、属性名を追加する その詳細を{(WMPの現在メディアから属性名という属性を取得したもの)}に変える そして 終わり WMPの再生位置が変更された時の手順 ラベル1の内容は「[WMPの再生位置情報]/[WMPの現在メディアの長さ情報]」 終わり WMPの状態が変更された時の手順 WMPの再生状態が「再生中」なら タイマー1を開始する そうでなければ タイマー1を停止する そして 終わり タイマー1が時間になった時の手順 ラベル1の内容は「[WMPの再生位置情報]/[WMPの現在メディアの長さ情報]」 終わり 開くボタンがクリックされた時の手順 開く画面のフォルダ名をマイミュージックに変える 開く画面のフィルタを「メディア|*.mpg;*.wmv;*.avi;*.mp3;*.wma;*.wav|すべてのファイル|*.*」に変える 開く画面を表示する 開く画面のキャンセルなら、終了する ファイル名は、開く画面のファイル名 WMPのアドレスを、ファイル名に変える 曲情報を更新する 終わり 曲情報を、更新する手順 ラベル1の内容は「[WMPの再生位置情報]/[WMPの現在メディアの長さ情報]」 終わり 終わり